介護問題

介護の実態と介護問題の解決策やアドバイスをご紹介します。

介護観

かつて日本には、「親の老後は子供(特に長男)が面倒をみるのがあたりまえ」という価値観がありました。
長男が親と同居して面倒をみる。それは、実際には長男の嫁がみるという伝統的な考え方があるのです。
要するに介護は家庭内行われるという考えが一般的でした。
しかし、高齢化や少子化、核家族化の進行、そして平均寿命が延びたことにより、介護を行う配偶者や息子、娘たちもまた高齢者であるという「老老介護」の現実が家族にとってとても重い負担となっています。

長寿国となった日本の1940年代後半の平均寿命は50歳であったのに対し、現在は80歳を超えるようになりました。
かつての介護観を現代の世の中に当てはめて考える事は、現実として不可能になりつつあるのです。
しかも、最近では老老介護の負担や苦労に耐え切れずに、介護する子が親を殺してしまう場合や、無理心中を図ってしまう、悲しい事件も起きています。

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新しい介護観

現在では要介護者を抱えた家族や、介護される側の気苦労などが広く世間に知られるようになって、社会全体で面倒をみる事も選択肢の一つであるという介護観が生まれてきました。
介護観の複雑化や多様化に社会が追いつかず、なかなか整いきれない事で、新たな問題も生まれてしまうことでしょう。